【レポート】第30回ピアノ発表会

皆様、こんにちは。

 

6月11日(日)玉川せせらぎホール(玉川区民会館)にて「第30回ピアノ発表会」 を実施いたしまして、盛況にて終了いたしました。

 

今年は5年に一度という大きな発表会を致しました。

一番の目玉はお話付き連弾「ヘンゼルとグレーテル」でした。 こちらの曲集は1冊を約35分程度でストーリーに合わせて演奏、

また㈱全音楽譜出版社さんのご協力にて挿絵をプロジェクターで映し出し、聞いて、見て楽しめる 演目に仕上げました。

先ずは何といっても演奏なのですが、チェルニー30番程度のレベルが必要ですので 2年程前から小学生高学年と中学生はソナチネレベルの曲にトライさせて2年かけて 力をつけてきました!

皆が一生懸命に練習をしてくれたので、本番では結構な出来に仕上がりました。

幼稚園、保育園児の皆さんにはプロローグとして「メロディベル」の演奏を発表致しました。

3教室の生徒さんが合同で実施しますので、全員による合わせは全体練習1回のみでした が、とても上手にできたかと思います。 もっと驚いたのは、1回しか事前に会っていなかったにもかかわらず、全員が お友達の名前を覚えていたことです!!

やる気が伝わってきて、私も嬉しかったです。

 

講師演奏はラフマニノフ作曲2台のピアノのための組曲より「ロマンス」でしたが 長い間代行レッスン等をお願いしていた凄腕ピアニスト中村真幸先生の力も借りて、 2台ピアノの演奏をいたしました。

 

そして素敵な司会、臨場感たっぷりのお話、素晴らしいクラリネット演奏は 木村ゆめこ先生にお願いしました。

一人で何役もできるパワフルな先生方の力をお借りできて感謝です。

 

またみんなソロ曲もとても上手に演奏ができました。

今回はスタインウェイのフルコンを使用しましたが、事前にフルコンに対応できる ピアノタッチを意識させることで、良い音で弾けたのではないかと思います。

良いピアノを弾きこなすためには、良い耳が必要ですね。 これは、すぐには育たないので、普段のレッスンがとても重要になるかと思います。

 

今回は発表会10回継続出演表彰をいたしました。

これから毎年10年継続している 生徒さん方が出てくるかと思います。

保護者の皆様にもお手伝いを頂きまして、感謝申し上げます。

 

コロナ禍という事もありましたが、ホールにお客様をいれて、全員で実施する 発表会は3年振りになりました。 2年程前の発表会講師演奏でショパンのワルツを演奏しまして、その際に「早く 一緒に手を繋ぎ、踊れる日がくればいいですね!」とお話したのですが、この物語の中に「一緒に踊りましょう」という曲がありました。 まさしくですね。

 

ここまでの発表会を作ることはとても大変でしたが、コンサートプロデューサーだから できる発表会を生徒さん方と作り上げてみました。 ステージの最後のスピーチの際には感無量にて、思わず涙が、、、、 とても心に残る、素晴らしい第30回目ピアノ発表会になりました!

そして、中高生が一丸となり、お手伝いや小さい生徒さんのお世話をしてくれて またまた心から嬉しかったです。

日頃のレッスンが実を結ぶとはこういうことですね。

ピアノ講師として、随分色々と経験させて頂きました、、 「生徒さんとクタクタに疲れるまで向き合うパワー」指導者として一番大切な事では ないかと思っています。 これからも頑張って参りたいと思っています!!

そして、いつもスタッフとして頑張ってくれているアシスタントさん、発表会までの台本作成、準備、当日の裏方、私と二人三脚でいつも感謝です!                

 

 

                                         ムジカリタ代表 松元容子